2014年5月 阿蘇・祖母・久住

日付5月22日(木)〜24日(土)
登った山阿蘇・祖母・久住
天候22日:曇り、23日:晴れ、24日:晴れ
参加人員1名
ルート22日:仙酔峡10:40 → 仙酔尾根 → 高岳12:15 → 中岳 → 火口展望台 → 火口東駅 → 阿蘇山東駅13:30
23日:尾平6:50 → 黒金尾根 → 稜線9:45 → 祖母山10:45~11:25 → 宮原分岐12:15 → 尾平13:50
24日:牧ノ戸峠9:10 → 沓掛山 → 西千里浜 → 久住山10:50~11:10 → 沓掛山 → 牧ノ戸峠12:20

5/22 阿蘇山(2時間50分)
遠くから眺めると涅槃像に見える阿蘇五岳、今日は御釈迦さんの胸の辺りを登るルートである。この時期の仙酔峡は5万本といわれるミヤマキリシマが満開となるが、今年は火山ガスの影響で全滅。溶岩流でゴツゴツした快晴の仙酔尾根を登っているのにゴロゴロとカミナリが鳴っている? 何故か不思議であったが、高岳~中岳~火口展望台の稜線を歩いて実感。火山の噴煙が噴き出す時の音だった。地球は生きているな~!
下山後、国の重要文化財で日本一美しいと言われる「白水ダム」まで足を延ばした。

5/23 祖母山(7時間)
宿より車を飛ばし1.5時間、登山口の尾平に到着。牧歌的な九重の山々と比べ尾平からの祖母の眺めは岩峰が林立している。奥岳川に架る最初の吊り橋をくぐり、二つ目の吊り橋を渡って先に進むと黒金尾根の取り付き700m地点である。ここから稜線まで水平2000m、垂直1000m、平均27度の斜面である。尾根の途中より背丈以上の竹笹で展望がきかないが、確実に高度を稼いで行くと天狗の水場。冷水で生き返った体で稜線に立つと前方に目標の祖母山。小一時間程で祖母の山頂に立つと360度の展望が効く絶景が待っていた。
下山は宮原までは緩い下り、その後は登りと同じ勾配の下りである。足を滑らせない様に慎重に足を進め、無事、奥岳川に架る最初の吊り橋を渡った。

5/24 久住山(3時間10分)
土曜日ゆえに、既に道路脇に車が縦列。駐車場よりコンクリートで固められた遊歩道を30分ほど進むと沓掛山。ここからは久住の山並みを眺めながらの散策的コースである。星生山の下、真っ平らな西千里浜を越えて先に進むと久住山。見た目の九重は穏やかであるが実際は火山ガスが出る生きた山であった。 (H.N.)

火口展望台からの遠景
白水ダム、水が踊っています
尾平から見た祖母の稜線
西千里浜からの久住山
久住山頂から中岳方面