日付 | 10月9日(金夜) ~11日(日) |
登った山 | 雨飾山&八方池 |
参加人数 | 8人 |
10 月10 日(土)
早朝、雨飾高原キャンプ場に到着。6 時40 分から登山開始。お天気はもう一つという感じ、ひたすら登ってゆく。ようやく8時10 分くらいに紅葉した山々が見渡せたが、曇天の中では紅葉も今ひとつだった。頂上に向かうにつれ、霧が出てきてますます景色が悪くなったが、10 時に雨飾山頂上に到着する。
頂上で記念撮影および昼食の後、下山開始。12 時20 分ころに一瞬空が明るくなり、青空が部分的に広がる。メンバー全員が足を止め、ここぞとばかりに一斉にシャッターを切る。見事に紅葉した山肌が太陽の光に照らされ色鮮やかに映える。こういった一瞬があるから山はやめられない。
写真を撮って紅葉に満足した後は、温泉を目指して足を速める。下山後キャンプ場の人にお勧めの温泉を聞き、車で小谷温泉の露天風呂に向かう。
寸志を納めるだけの村営の温泉らしい。洗い場がなかったので、Kyさんには不評だったが、汗を流して体を温めるには十分だった。風呂から上がったあとは、例のごとく宴会だったのだが、2 ヶ月以上経過した今では、どんな料理かも思い出せない。確か、食料当番はKyさんだったはずだ。雨を凌ぐためにキャンプ場からターフを借り、たき火をバンバン燃やしていたのが記憶に残っている。
10 月11 日(日)
天気は、良くない。空は暗いし、時々雨がぱらつく。Tさんと相談して、八方池散策は中止とし、帰阪を決め車を出した。
ところが車で高度をさげる途中、車窓から見える白馬岳の方角は晴れており、雪をかぶった尾根が見事だったことから、八方池を目指すことに計画変更する。
時間の経過とともに天気は崩れていったが、雨に打たれることもなく当初の目的地である八方池手前までゴンドラを乗り継ぎ散策し、記念写真を撮影後下山する。
北アルプスと言えば標高の高い山ばかり浮かぶが、雨飾山のような低い山もたまにはいい。雨飾の名前の由来はわからないが、我々の山行中ほとんど雨で覆われていたような印象があるので文字通り年間雨が多いところなのだろうか。
下山の時に一瞬晴れ間が覗いたときに光に照らされた錦の山肌が鮮やかだった。