5月例会山行は大原の里10名山を3つ踏破する京都北山縦走。
1つ目は「瓢箪崩山」。スタート地点の花園町バス停から閑静な住宅地を抜けて林道に入ると気温が一段階下がるのが分かるほどひんやりしていた。だがそこから上りの道に入るとじわじわと傾斜が続き休む間を与えられない。上り出しの体がのってこない時にこれは皆汗だくになるも、一度高度を上げてしまえばその後は大きくアップダウンすることなくのんびりゆるく縦走できるのが低山の良いところ。瓢箪を横に置いたような山容らしい瓢箪崩山は山頂付近が急登急下りになっている。
そこを過ぎて2つの峠を越えると次はメインの「金毘羅山」。新緑と風が気持ち良いのだが残念ながら展望地が少ない。そしてルート中盤を過ぎたところでやたら続く石段は疲れた体に堪える。稜線まで上り切ると右に展望台(クライミング・ゲレンデ)という看板が。折角だからと向かったものの足を踏み入れて見えたのはひたすら続く下り坂、戻ってくるときには当然上りでそれがいやになり行くのを断念、戻ることに。更に進み、山頂は下山ルートをそれてちょっと行った先にあるのだが、先週の下見同様長老はそこで待ってますと。2月に担当した時にも同じような事があったな~と思い出す、Hさんついに奈良K化か!?
下山ルートに入り、激下りの後に3つ目の「翠黛山」があるのだが、こともあろうか分岐を見逃して巻き道に入ってしまっていた。戻りますか?と聞いたところ戻りたがったメンバーはいなかったのでそのまま下山を続行。
その先でハプニング、いつの間にか林業用作業道のようなところを歩いている事に気が付いた。そこで日頃訓練している読図力を発揮、緩やかなこの尾根をそのまま下っても問題はないだろう、とういう事で先頭をアルパインリーダーFさんに交代してもらい、無事、里の民家の庭先に下山する事ができた。
自分が下山路を間違えたせいだが、寂光院で柴漬けを買えなかったのが残念である。
初めてトップを歩かせてもらったが、全くペースをつかめず妙に緊張してしまい最後は道迷いとグダグダだったのが申し訳ないです。
それでも一緒に歩いてフォローしてくれた参加者の皆さんには感謝です。ありがとうございました!(A.F.)