2017年4月 笠形山

桜で桃色に染まった里を駆け抜けると登山口の集落に到着。心落ち着く山里で、林道沿いには「三椏」の花が咲いていた。笠形山は姫路城の芯柱を出した山で、鬱蒼とした杉林が天に向かって延びていた。穏やかな感じの山の名前であるが結構な急登もあり足元注意である。
菜種梅雨の中、メンバーの日頃の行いのお蔭で数時間の晴れ間をぬって山行が出来た。(H.N.)
雨後のためあまり危険でない山として選ばれたのか笠形山、上りの大半は呑気にしゃべりながら歩いていたが山頂付近ではかなりの急登に。またそこを下るとなるとぬかった地面と濡れた木の枝につい足を取られて滑ること数回、更に下山路に選んだ仙人滝コースは急なうえ苔むした岩で足場も悪く、なかなか気を抜けないコースを存分に楽しんだ。晴れ間ものぞくほどお天気に恵まれたのは幸いだがしかし、まだ春の始めと思っていたのがずいぶんと暑かった。(A.F.)

かわいらしい花は全部下を向いている
切り立った山頂は何気に踏み抜き滑落注意