日付 | 11月16日(日) |
登った山 | 大比叡 |
天候 | 晴れ |
参加人数 | 18名(内、一般参加者4名) |
比叡山延暦寺の門前町・坂本の紅葉で秋を感じつつ裳立山に向かって出発。車が通れる道を過ぎると白装束の修行僧が走り抜ける修行の道となり、すっと伸びた杉林を抜けて裳立山の稜線に出ると歌人・紀貫之墓に到着である。和歌を一首、思い出した後は鐘の音を聞きつつ大比叡へと進む。山頂は周囲の見通しが全く効かない一等三角点であった。
山頂よりつづら峠に出ると遥か遠くまで続く京都北山を堪能、ケーブル延暦寺駅からは京の街並みを鳥瞰図を見るが如く満喫。雨で大きくえぐれた雲母坂を下って行くと、紅く染まった比叡の山を借景にする修学院離宮に到着した。
今回は荒行中の荒行といわれる「千日回峰行」のルートを体験し、平安時代の歌人・紀貫之墓でいにしえの思いにふけ、延暦寺の鐘の音で心を清め、最後に修学院離宮の紅葉を堪能した山行であった。(H.N.)