日付 | 8月9日(土)〜8月10日(日) |
登った山 | 旭岳、荒井岳、北海岳、白雲岳、小泉岳、黒岳 |
天候 | 9日:曇り、10日:晴れ |
参加人数 | 2名 |
ルート | 9日:姿見(8:00)→旭岳(10:25)→白雲岳非難小屋(15:00) 10日:白雲岳非難小屋(7:00)→白雲岳分岐(7:40)→白雲岳・小泉岳(8:00)→層雲峡側7合目登山口(13:00) |
今年の夏はすこしでも涼しい所と北海道の旭岳からトムラウシ山の縦走に出かけた。
姿見まではK氏が推奨するロープウェイに乗り一気に1,600mまで上昇、大雪山のスケールの大きさをロープウェイから感じた。
あいにく旭岳はガスに包まれ、表からの山容は確認できなかったが、あちらこちらで噴煙があがり旭岳が火山であることを知る。
頂上ではガスで眺望どころではなかったので写真を撮り早々と縦走路を進んだ。
途中イワギキョウの群生を目にし、今までにない感動を覚えた。
その後、荒井岳、北海岳を越え本日の幕営地である白雲岳非難小屋に到着。非難小屋で明後日の天候を管理人(夏季のみ)の方に確認した所、
大荒れに なる可能性が高いとの事から、トムラウシ山を諦め層雲峡にエスケープする事にした。
翌朝、北海岳まで戻る途中、白雲岳分岐でザックとK氏をデポし一人白雲岳の頂を目指した。
頂上から、旭岳、トムラウシ山、石狩岳、十勝岳を眺め再度大雪山の大きさを感じた。
そして北海岳から黒岳経由で層雲峡に下山し、T氏お好みの硫黄臭い温泉で汗を流し大雪山の山行を終えた。
今回は最終目的地点であるトムラウシ山まで行く事ができず残念な結果となったが、
広大な大雪山を知る事ができ満足いく山行となった。ただ熊とキタキツネを見ることができなかったのが残念でならない。(N.F.)
【以下 追記しました。2014年8月16日 M.K.さんの手記です】
先日 大雪山 白雲岳避難小屋にて 北海道新聞 記者より取材をお受け致しました。
大雪山は日本で初めて国立公園に指定され 今年で80年を迎えました。
そこで 北海道新聞は特集を組むため 白雲岳避難小屋で 山屋を探していたようです。
そこに現れたのが F氏と私です。
翌朝 小屋泊の我々に 大雪山の感想などいろいろ聞かれ、この大雪山の雄大さに 驚いた事、例えば アルプスなどでは街の明かりが山頂でも見える事が多いが 神奈川県と 同じ大きさの大雪山では全く見えない事、雪渓の長く続く壁、お花畑の広々とした光景、 山頂といえどもポールが無いとよく分らないピークなど感想を伝えました
写真も撮りたいとの事なので 朝食や地図を広げてのルート確認などの姿を撮影されました。
取材の記事は、2~3週間後の北海道新聞に掲載される事、また北海道新聞の電子版には必ずのる事、新聞、写真などは自宅に送るなどと話されました。